Debianパッケージの管理ツールとして、dpkg コマンドがあります。
dpkgコマンドは、Debianパッケージのインストールや削除などのパッケージ管理を行います。
パッケージ情報は/var/lib/dpkg/に保存されています。
Debianパッケージのパッケージファイル名は、
パッケージ名_バージョン-リリース番号_アーキテクチャ.拡張子
となります
例えば、
packag_2.1.1-10_i386.deb
となります。
dpkgコマンドを使用することで、パッケージの操作を行うことができます。
dpkg [オプション] [ファイル名・パッケージ名] |
|
-E | 既に同じバージョンがインストールされていればインストールしない。 | |
-G | 既に新しいバージョンがインストールされていればインストールしない。 | |
-R | (--recurdive) | ディレクトリ内を再帰的に処理する。 |
-i | (--install) | パッケージをインストールする。 |
-r | (--remove) | 設定ファイルを残してパッケージをアンインストールする。 |
-P | (--purge) | 設定ファイルを含め完全にパッケージをアンインストールする。 |
-l | (--list) | インストール済みパッケージを検索して表示する。 |
-L | (--listfiles) | 指定パッケージからインストールされたファイルを一覧表示する。 |
-s | (--status) | パッケージ情報を表示する。 |
-S | (--search) | ファイルのインストール元パッケージを表示する。 |
-c | (--contents) | パッケージに含まれるファイルを表示する。 |
# dpkg -i package-2.1.1-10.i386.rpm |
# dpkg -r package |
# dpkg -P package |
# dpkg -l |
# dpkg -s package |
パッケージインストール完了後は、dpkg-reconfigure というプログラムを使用しパッケージの設定をやり直したり、変更することができます
● パッケージの設定を変更する。# dpkg-reconfigure package |
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